生きる

子どものころ

わたしは家にいても安心出来なて

素直に笑えなくて

話せなくて

孤立していた

居心地悪くて

誰かに誘拐されないかな

そしたらわたしのこと探してくれるのかな

とか

変なことばかり考えてた

 

明るくなりたくて

自分がキライで自信なかった

 

自分だけ愛されてない

いらないものなんじゃないかって

なんだか恥ずかしく、きたない

そんなもののような

 

 

でも

やっとわかるようになってきた

 

わたしの中にも絶対的に安心できる場所がある

 

わたしが小さなわたしの声をゆっくり丁寧に優しく聞いてあげる

するとぽかぽか温かくなってきて

カラダの奥からよろこびが溢れてくる

口角が自然と上がり

笑顔になれる

 

愛が自分の中にもあるんだ

 

生きる

 

こうやって生きていけば、いつかの悲しみや苦しみや辛さが報われる、癒される、浄化される日がくる

 

生きていれば

 

このカラダと共にいる間に

たくさんのことを経験して

味わって

 

さいごに良くやったね!

しあわせだったねって

そうな風に思える人生を 

 

この一瞬一瞬を

今を感じきって

生ききりたい